ヤチヨの社会貢献活動の基本的な考え方

目指す姿

ヤチヨは、ヤチヨ企業理念「人間尊重」「顧客第一」を基本とし、企業市民としての活動を通じて、

社会からその存在を認められ、期待される企業になることを目指しています。

活動理念

世界的視野に立ち『技術と製品』を通じた社会貢献

地域に根差した社会貢献

従業員によるボランティア

YVAPは、2011年3月11日の東日本大震災で被災した地域の方たちのために、少しでも力になりたいと考えた末に誕生しました。東日本大震災における復興支援活動の原動力となった「誰かのために力になりたい」という思いは、今日の活動に引き継がれています。

「YVAP」 (ヤチヨ ボランティア アシスト プログラム)

「YVAP」とは、ヤチヨが企業として、また従業員が個人として持つ社会貢献への思いを最大限尊重し、その思いに応えられるようバックアップする制度とその活動をいいます。

活動者は、その場で自分のできること、するべきことを考えて行動します。そこから活動者が体験し、学び、感じることは人間形成を促し、「人間尊重」「顧客第一」を2本柱とする企業理念の実践にもつながると考えています。

※ YVAP = Yachiyo Volunteer Assist Program(ヤチヨ ボランティア アシスト プログラム)の略

YVAP 活動の方針

イメージ:YVAP活動のありたき姿 社会に存在する一企業として、社会の中で困っている人やヤチヨを必要とする人の助けとなり、ひとりでも多くの人に「喜び」や「笑顔」を届ける 企業理念の実践 社会からその存在を認められ、期待される企業 従業員一人ひとりの成長 喜びを直接感じ、「やりがい」や「達成感」を得る 企業ボランティアのトップランナー 企業ボランティアといえばヤチヨと言われる存在

ボランティア休暇制度

ボランティア休暇を制度として導入しています。従業員自らの意思により自発的に社会福祉活動や社会奉仕活動を行う場合に限り、年度通算 5 日のボランティア休暇 (特別休暇) が取得可能です。従業員が社会貢献活動に取り組みやすい環境を整え、YVAP 活動を積極的に展開していきます。

地域に根差したボランティア活動

ヤチヨの目指す姿である「社会にその存在を認められ、期待される企業」となるためには、より地域に根差した継続的な活動が必要という考えのもと、2013年1月より各事業所近隣の福祉施設を支援する活動を開始しました。

地域の障がい者就労支援施設にボランティアとして参加し、利用者の方の就労訓練作業の補助をはじめ、施設の清掃や余暇活動のお手伝いを行っています。障がいがある方と共に過ごすことで、障がいがある方に対する理解が深まります。

このほか、地域の社会福祉協議会と連携し、ボランティア情報を従業員へ紹介する取り組みも行っています。子ども支援・高齢者支援・環境保全などの分野ごとに情報を提供し、従業員自身が貢献したい分野で活動することを目指しています。

施設利用者の方と共同作業

地域の児童館のお祭りに出店

被災地復興支援

東日本大震災における復興支援風景

東日本大震災における復興支援風景東日本大震災における復興支援風景東日本大震災における復興支援風景

ヤチヨでは、東日本大震災 (宮城県) や平成26年豪雪 (埼玉県) 、平成30年7月豪雨 (広島県) 、令和元年台風19号 (栃木県・埼玉県) など被災地の復興支援としてボランティア活動を行いました。現地では、被害を受けた方々のニーズに合わせ被害を受けた個人宅からの泥出しや家財道具や畳の搬出、通路の確保などの活動を行いました。

各事業所での取り組み

2022年4月1日 09:27:13 削除

各事業所での取り組み

陸上競技部による「かけっこ教室」への参加

ヤチヨは「陸上競技部」を擁し、競技活動のほか、スポーツ振興および地域交流を目的とする活動にも取り組んでいます。その一環として、地域の小中学生を対象とした「かけっこ教室」や、幼稚園児を対象とした「出前授業」を行ったりして、次世代を担う子供たちの健やかな成長を賛助するとともに、応援してくださる地域の皆さまとの交流を深めています。

パラアスリートへの活動サポート

パラアスリートへの活動サポートヤチヨは「1秒でも速く」、「風を切って走る喜び」を多くの競技者と共有したいという理念のもと、陸上競技用車いすの製造を担っています。
「アスリートのあくなき挑戦心をヤチヨの技術で支えたい」そんな想いをものづくりに込めて、土田和歌子選手の活動をサポートしています。

サポート選手はこちら

車いすレーサー出張授業

当社製陸上競技用車いすを題材に各地の小学校で実施している出張授業では、障がい者スポーツへの想いやサポート選手の土田和歌子選手の活躍、軽くて強いカーボン素材の紹介などを通じて、子どもたちに、一人ひとりの個性を大切にする「人間尊重」の考え方や「ものづくりの喜び」を伝えています。

「もったいない」を「ありがとう」に、
フードバンク活動へ参加

ヤチヨでは、消費期限を間近に迎える食料品や防災備蓄食料を従業員の各家庭から持ちより、フードバンクを通じて福祉施設などへ食品を寄贈する活動を行っています。

※ フードバンク活動とは、さまざまな理由で処分されてしまう「まだ食べられる食品」を企業が回収し、フードバンクを通じて福祉施設や各地域の団体へ届ける活動です。

日本赤十字社の献血

献血国内の全事業所では、事業所敷地内に献血車を手配し、年 2 回の献血協力活動を、約40年にわたって実施しています。毎年 300 名以上が献血をしています。

女性活躍推進

「次世代法・女性活躍推進法」に基づくヤチヨ行動計画 2020

次代の社会を担う子どもが健やかに生まれ、かつ、育成される環境を整備することを目的として施行された「次世代育成支援対策法」に基づく行動計画の策定、および従業員周知、外部公表、都道府県労働局への届出を2020年度より女性活躍推進法と一体型にて実施しています。

1.期間

2020年4月1日~2025年3月31日

2.目標

① 女性従業員の採用率を10%以上とする

② フレックスタイム制の拡充と在宅勤務などの柔軟な働き方に資する制度の導入を目指す

障がい者雇用

ヤチヨは持続的な発展に向けて、基本理念である「人間尊重」に基づき、一人ひとりを違いのある個性として認め合い尊重し、多様な人材が持てる力を存分に発揮することで、企業としての総合力を高めていきます。

雇用継続への取り組みなど

各事業所に、障害者職業生活相談員を配置しています。

  • 支援センターの職員と連携し、当該従業員と定期的な個別面談を実施し、フォローアップに努めています。
  • 障がい者合同就職説明会などで求人活動を行い、採用時には求職者に対して職場見学を実施し、求職者との間でマッチングを図っています。配属時には本人の適性を十分考慮し、働きやすい環境づくりに努めています。また、フレックスタイム制の導入により、本人の体調に合わせた働き方ができる仕組みを整えています。
  • 2013年から開始したYVAP(ヤチヨ ボランティア アシスト プログラム)活動により、障がい者施設への支援をはじめとする地域に根差したボランティア活動も積極的に行っています。