新体制への転換 ヤチヨがこれまで蓄積した技術力をもとに

ヤチヨでは、「卓越した技術と特長ある製品で真のワールドワイドプレイヤーになる」という ヤチヨ2020年Vision の達成に向けて、研究開発力を強化するため、2012年4月に次世代研究開発を進める埼玉研究所を新たに設立しました。埼玉研究所が革新的な製品の基礎となる技術を開発し、栃木研究所が、高品質で高付加価値製品を生み出す開発能力を強化し、さらなる性能向上を図りお客様への提案を行います。この新たな体制により、トップレベルのモノづくりのQCDの確立を図っていきます。

競争力の高い燃料タンク、サンルーフの開発

従来、ヤチヨではお客様より受注した燃料タンク、サンルーフなどの量産に向けた製品の設計、試験研究を主に行ってきました。近年では、グローバル企業としての基盤を確立するため、燃料タンク、サンルーフをトータルでのシステムとして捉え、燃料タンクでは、給油口からタンクまでを含めたシステム全体の開発を行っています。

また、これらの部品に取り付けられる子部品を自社で設計、開発、製造を行う自給化、内製化に向けた、研究開発、新技術の提案を強化しています。

自給化・内製化により、ヤチヨの技術力を向上させると同時に、材料メーカーと共同で素材からの開発にも取り組み、新製品や魅力ある製品の開発を展開していきます。