東京モーターショー2013

概略

11月20日(水)～12月1日(日)に開催された東京モーターショーに初出展しました。 「ひろがる」をブースコンセプトとして、ヤチヨの変革に向けた新技術と新分野へ挑戦する製品を通じ、環境への配慮や新たな価値のひろがりを提案しました。 当日のヤチヨブースの様子を中心に動画でお伝えします。 (この動画はヤチヨ従業員に向けて制作した番組です。)

主な出展物

フロントオープンルーフシステム

従来の車体強度を維持しながらフロントルーフレールを極限まで細くすることで、フロントガラスの直後から開口部を構成しました。 オープンカーのような圧倒的な開放感を実現したサンルーフです。

フロントオープンルーフシステム

ビルトイン燃料タンクシステム

北米の自動車排出ガス規制である炭化水素透過規制LEVⅢに対応した燃料タンクシステムです。 ブロー成形時にバルブ、バッフル (波消し板)、チューブを内蔵することで、超低透過、低揺動音を実現しました。 また、フィラーパイプの樹脂押出成形と溶着技術の確立で、軽量化も実現しています。

ビルトイン燃料タンクシステム

成形による高光沢内装加飾技術

樹脂材料と成形技術の開発により、無塗装でクリアー塗装と同等の高光沢、高平滑性を実現した高光沢樹脂部品です。塗料を使用しないことから、環境負荷を低減し、生産性を高めることが可能となります。 また、通常成形で発生するウェルドラインも極限まで抑えることに成功しています。

成形による高光沢内装加飾技術

塗装による内装加飾技術

塗装技術の開発により、新感覚の質感・触感・色調を実現した高質感塗装部品です。 多彩なカラーバリエーションにも対応可能で、自動車の内装などの演出に新たな可能性を提案します。

塗装による内装加飾技術

関連資料

紹介映像

3次元走行シミュレーション試験機 (HEXaDRIVE) を日本で初めて導入

燃料タンク開発においては、2013年日本初となる実走状況での性能が評価できる3次元走行シミュレーション試験機 (HEXaDRIVE) を導入するなど、各種試験装置の充実を含めた「開発能力の強化」により、国内外のお客様に対応できる高品質で高付価値を生み出す基盤を確立していきます。 HEXaDRIVEでのシミュレーションを動画でお伝えします。